6/18~23パレアナさんで個展「硝子戸の中」

 

 

 

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混沌

猫背

ここにいること

空腹

痛み

お茶

匂い

 

 

 

手塚真梨子 個展

「硝子戸の中」

2019年6月18日(火)~23日(日)

11時~18時(最終日は17時まで)

 

かぐらざか五感肆 パレアナ

東京都新宿区白銀町1-2

tel 03-3235-6951

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個展を終えて

個展を終えて、店を再開

一週間が過ぎました

展覧会に向けての緊張がほぐれ

店の運営という日常に戻り

日々の空の色

読みかけの本

今日のごはん

八百屋さんに並ぶ季節の果物…

続いてきた暮らしというものに目がいきます

店は作品のようなものですし、そこへお客様が来てくださるのですから

この日常も毎日が展覧会のようですが

色々な要素があるからか

その色々それぞれへ意識は分散

ひとつひとつが小さくなり、すこしずつ進んでゆくようです

 

会期中に絵を描きました

窓辺の景色をスケッチ

会場のパレアナさんの窓辺は緑がとても美しく

並ぶ小さなサボテンは株分けされたもの

家族なのだと聞きました

兄夫婦が赤ちゃんを連れてきてくれた時間もあり

つながりや、家族というものをしみじみ感じたり

珈琲をおつくりする場面では

時間がゆったりと流れ(ネルドリップでしたし、時間かかりました)

お客様と、ゆっくりお話しすることができました

 

自宅でも絵を描きました

黄色い花

太陽のイメージのものが描きたくて

いくつもの描きかけのキャンバスの中からひとつを選び、続きを描きました

明け方にできたこの絵がとても気に入り

二日目の会場に飾りました

名前を「陽の花」とつけました

 

夜が明けたように感じた展覧会でした

取り組みたいテーマを見つけ

目標とするものに全然届いていない自分を見つけ

だけど、たった今にあらわれたこの絵をとても好きだなぁと感じる

いつか「夜明け前」というタイトルの個展をしましたが

ようやく陽の光

光の中へ入ってゆく勇気が湧いたように感じます

目がすこし弱いので

時折サングラスをかけるとは思いますが…

 

とても豊かな勉強をさせていただきました

これからも励みます

 

ありがとうございました!

 

 

2019.7.4

雨の日に

 

 

 

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