喫茶ε

珈琲便り

 
 
 
 
 
 
暮らしにある珈琲のことを書いています




2022.2.8
2022.02.08 畑中圭介 写真小.jpg
 
カップの中の黒
そこに時計が映った
明け方のザンビア
ザンビアの珈琲を点てた
 
ザンビアってどんな国かな
インターネットで検索してみると
大きな滝があるみたい
それから様々な動物に会えるよう
そうだ、あのカップを…
草原を駆け抜けるイメージの、あれを…
今は取れてしまった取っ手が、わたしには尻尾のように見えて
チーターが駆けていくよう!と気に入って購入したもの
以前暮らした部屋でよく使った
餅を焼きながら、ちいさなキッチンで珈琲を
尻尾がとれてしまっても
このカップで珈琲をいただくと景色が浮かぶよう

記憶の草原を駆ける




2022.2.7
2022.02.07 ロイヤルコペンハーゲン 写真 小.jpg
 
家じゅうの窓を開ける
扉も開ける
風が通るように
 
アトリエ部屋の流しのところの窓を開けたついでに
窓辺の花たち(葉っぱたちかな)の水の取り換え
昨晩から開いたままのパソコンに目をやり
まずは珈琲の準備をした
軽やかな珈琲を軽めに点てて
大きめのカップに注ぐ
 
さぁ、何から始めようか
 
パソコン仕事を少しして
たっぷりの珈琲は空になっていた
珈琲をもう一杯飲みたくなって
やさしい、やわらかな珈琲を準備する
 
ちいさな絵を描こう
 
やることが次々浮かぶ
わたしの仕事
すべて、好きなこと
好きなことしかできません
やらない
 
好きなことに含まれる、苦手な分野はある
軽やかに、やわらかに、引き受けてしまおう
必要なことなのだから
 
今朝も珈琲に助けられました
ありがとう 
 
 
 
 
 
2022.1.31
2022.01.31 大倉陶園 写真小.jpg
 
朝に深焙りの珈琲を点てました
名前に「幻想」が入っている、パプアニューギニアの豆がベースのブレンド珈琲
そうだ、あれがきっと似合う!と思い出して部屋の食器棚から持ってきたのは
喫茶[ ε  ]の頃に友人が贈ってくれた美しいカップ
青で描かれた、やわらかい薔薇の花
いつもの机の上に置いて
この机は古道具屋さんで購入したもので、深く、割れている
その線のそばにこの珈琲を見つめていると
その線が境界線のように見えてきて
珈琲を口に含み、やわらかな青い花を見つめると
境界線は曖昧になるよう
…なんて、朝からぼんやりと夢をみながら
そろそろ支度をしなくては
今日は学校の仕事です
 
 
 
 
 
2022.1.26
2022.01.26 荻野善史 写真小.jpg
 
まるっとした器
月の余韻、そんな感じがして
 
ハンパに残っていた豆
エチオピアカファ、ルワンダ、グアテマラを混ぜてみました
グアテマラは大きな豆、マラゴジペというのですよね
 
ハンパ豆ブレンドは軽やかな味わい、ほっとする
パンが焼けた
朝ごはんにしよう
 
 
 
 
 
2022.1.4
2022.01.04 長月さんでホオヅキ 写真小.jpg
 
明けましておめでとうございます。
今日から仕事初め、という方も多いでしょうか。
年末年始、ずっとお店を開けておられた所も見かけました。
わたしも、昨日は家の近くの珈琲店へ。
三が日最後の日
珈琲をそばに、描き初めをさせていただいたのでした。
お店に、きれいに透けた鬼灯が飾られていたのを見つけたのは年末で
「今度描かせてください」とお願いしていて
新しい年の始まりに出かけました。
 
透けた鬼灯は壊れそうに繊細。
しかし、触れてみると弾力があって
あれ、なかなか丈夫なんじゃないかなぁ…そんな風に思いながら手を動かしました。
ブルーブラックの水性ペンを近ごろ気に入ってよく使います。
紙は厚みのある手漉き紙。
そっと触れてゆきました。
 
喫茶店で描く、ということを時々します。
珈琲をそばに一息つくと、手を動かしたくなるんです。
描かれた絵には、そのお店で過ごした時間ものっていくように感じて嬉しいし
いろんなものがないから集中できるのだと思います。
珈琲はエチオピアを注文しました。
その一杯がなくなるまでのささやかな時間が制作時間。
この時間を逃すまいと、静かに、必死になるようです。
 
やさしい一枚ができました。
 
 
 
 
 
2021.12.21

水を飲もうと流しへ行くと
洗いカゴに昨晩の名残
コーヒーカップや、豆を計るのに使う小鍋が目に入って
食器棚から持ってこなくていい
ひょいとすぐに使える状態なのが今朝の自分には嬉しくて
薬缶に湯を沸かした
朝一番に飲みたい珈琲は、わたしは軽やかなものが好き
中焙りのコスタリカを選ぶ
いま家にあるこの豆は、軽めに点てても豊かな存在感
湯をたっぷり注いだ
 
仕事を一つ終えて軽やかな心地
コスタリカを点てた
この爽やかさに合う気がする
冷めて続く甘い余韻も、美味しい
それからパソコンを開いて
ゆっくりと言葉を綴りはじめた
 
カップが空になりそう
もう一杯点てようかな
ゆっくりには、深焙りの珈琲が似合うような
オールド珈琲もいいなぁ
 
隣の部屋からはラジオ講座の声がきこえて
ちいさな音に耳を澄ませる
 
 
 
 
 
2021.12.05

喫茶店で珈琲を待つ間
話し相手のちいさなノートに自分の手を描く
右利きなので、描かれるのはいつも左手
今日はお昼に一枚
仕事終わりにもう一枚描きました
昼と夜とで変わる線
手の姿にそれほど変わりはないけれど
それに触れていくこの線は変わる
心の震えが素直に出るから

いつも持ち歩いているちいさなノートは
大切な話し相手
言葉を書けないときには絵を描きます
目の前のものに触れてゆく
それは運ばれてきたコーヒーカップだったり
今日のように、自分の手だったり
 
絵を描いて心を落ち着けたら
言葉を書きたくなりました
考えたいことを書いていく
ぼんやりしていたものがクリアに整理されていく
言葉を書くことも
やはり心を落ち着かせてくれますね
 
珈琲をひとくち
そばには洋酒のきいたフルーツケーキ
クリスマスにフルーツケーキを焼くお話があったなぁ
あれは、だれの物語だったかな
甘い余韻を口に含んで
また珈琲をひとくち
甘いと苦いを交互に繰り返す幸せ
そのうちに、白いノートも満ちていきました





2021.11.09

雨が降っています
灰色の空
出かけられないかなぁ…と、散歩をあきらめる
「雨の日はゴーサイン」として出かける日もあるのだけれど
今日は、「出かけられないなぁ」の方でやってみようと思います

雨の日に似合うと勧めてもらった音楽を思い出してかけてみる
ボリュームを上げて湯を沸かす
珈琲を点てる準備をしました
一杯分のこっていたのは、イエメンの豆で「ムニール・モカ」
前回のお便りの珈琲と同じイエメンですが、別の豆
やわらかい、まろやかな印象で
雨の日をやさしく始められそうな気持ちになりました
 
このお手紙を投函したら
絵を、描きはじめますね
 




2021.9.22
珈琲.jpg

ネルを乾かし、豆を挽く
薬缶に湯が沸いた
ポットに移して、適温になるのを待つ
乾いたネルにセットされた珈琲豆
そこにポタポタと少しずつ湯を注ぐ
今朝は、イエメンの珈琲を
一杯分とっておいたイブラヒムモカ
小粒で形にばらつきのある豆
可愛らしいなと思った
 
すこし前に、今日が誕生日だったことを思い出しました
六年前の今日、東高円寺ではじめたお店
喫茶[ ε ]のお誕生日
風の気持ちいい秋の日にはじめたのでした
大安吉日
 
クローズした今もお店のことを話す機会はあって
昨日も自己紹介の折に話題になりました
「カフェギャラリー?」ときかれて
「いえ、喫茶店です」と答えたのだけれど
その答えにもほんとうは自信がない
喫茶[ ε ]はなんだったのでしょうね
作品…?
生きもののようだったなぁと思っています
 
さて
今朝の珈琲、イブラヒムモカ
野性味と表現されるその味に
わたしはいろんな色を浮かべます
やわらかさに包まれながら
一色一色が元気がいい
たくましさを感じます
 
喫茶[ ε ]の印象は、それぞれにあって
お客さんにまた会えたなら、きいてみたいな
重なるものもあれば、違うものもある
消えてしまった儚さ…もう夢みたいになっているけれど
しかし、タフですよ
わたしは、たくましい店だったなぁと思っています
 
ありがとう
 
おっきな
生き生きとした一枚の絵
 
一枚の絵ができるまで
その間に起きたこと
 
 
 
 
 
2020.8.31
budou.jpg
 
きれいな葡萄をいただいて
今朝は、中焙りの珈琲を軽めに点てました
爽やかな甘い実を口にほおって飲み込む
それから、珈琲
 
珈琲はブラジルのポワントゥという品種
生まれつきカフェインが少ないそうです
軽やかで優しい
ゆっくりと目を覚ましました
 
そういえば
「葡萄」という文字は
しみじみ葡萄がなっている感じがする文字ですね
実がぶらさがっている様子が浮かびます
そうそう
道を歩いていたら、ご近所に葡萄がなっているのに気づいた日がありました
壁に伸びた蔦
爽やかな黄緑色の実
どんどん伸びていく蔦と、実をたくさんつけることから
葡萄は「繁栄」をあらわすシンボルなのだと聞きます
ステンドグラス、エッチンググラスのモチーフに多く見られますね
出版社のマークにもありますね
あの葡萄の絵が可愛くて、文庫本をよく買ったなぁ
  
秋が待ち遠しい
涼しくなったら、読書がはかどるかな
今はメキシコの小説を読んでいます
あ、ブラジルについての本が春から読みかけでした
お借りしたまま…ごめんなさい
今日は読めるかもしれない
午後になったら出かけようかな、珈琲を飲みに
鞄にはブラジルの本
メニューにブラジルがありますように 
 
 
 
 
 
2020.8.22
nnnn.jpg
 
髪を切った帰り道
そうだ、と思い出して古本屋さんへ向かった
坂を下りたところ
白い薄紙で大事に包まれた本たち
その景色を見に行こう
 
店に着いて、入口の100円棚に孫一さんの本を見つけた
ハッと目に入ってくるものだなぁ
『文房具』というその本は
新刊の文庫本を手にとったことがあって
この日見つけたのはハードカバー
感じよく、日に焼けて
 
今日
降りだしそうな空を見上げたあと
深焙りの珈琲をネルで淹れる
珈琲豆は友人が焼いた豆、マンデリン
静かな苦みの中、果物の心地も確かめて
孫一さんの本を開く
 
畳の部屋
ちゃぶ台
日に焼けた古い本
静かな珈琲
 
蝉の声と
もうすぐ雨の音
 
 
 
 
 
2020.8.20
かみ.jpg
 
髪を切るのは半年振りだった
新しい影が嬉しい
今年の始まりに短くして以来だから
1、2、3、4…7か月が経っていた
肩まで伸びた髪は不揃いで襟足のあたりにあるのがぐうっと長い
尻尾のようだなぁと思いながらまとめ髪にしてごまかしていた
静かな家の中から
すこしずつ外に出て
人との関わりも次第に増えて
はじめていくぞ!
気持ちの切り替えに美容室へ向かった
 
いつも
伸びたら短くする、伸びたら短くする で
間の長さ
ボブスタイルというのをお願いしたことはなかったかもしれない
それもすこし重めのボブで
鏡に映った姿にいつかの母を重ねた(健在です)
そのうちにぐっと短くするような気もするけれど
いま、間をたのしみたい
 
美容師さんとの会話のなかで珈琲に触れた
話しながら未来の店を浮かべる
その豆の持ち味を感じられる焙煎
一つ、心地好いブレンドを作れたら‥
 
「前髪は短くしていいですか?手塚さんらしさがでるように‥」
わたしらしさ
わたしの持ち味
眉も目も隠れない
明るい額をもらった
 
帰りがけの一休みには、水出しのアイス珈琲をいただいた
アーモンド入りのチョコレートと一緒に
爽やかな苦みを口に含んだら
キラリとしたビーズの指輪を見つけた
左の小指にピタリとして、なんだかいいな
美容室のお客さんの手作りだそう
いただくことにした
ピンキーリングだ
左の小指にはめるのは、チャンスを引き寄せるのですって
現状を変えたい、願いを叶えたいときにいいらしい というのを移動中の電車で調べた
 
小指に心地好い存在感
散歩を続けた
  
 
 
 
 
2020.7.30
333.jpg
 
昨日はルワンダの豆を買って帰りました。
味わいながら、浮かぶイメージを描きとめています。
飲む人によって違うんだろうなぁ‥
描きっこしたら楽しそう‥遊ぶ様子を想像してみたり。(今度お店へ色鉛筆持っていきますね)
 
ゆっくり飲んで‥
冷えていくにつれ、青と緑のイメージがでてきました。描き加えよう。
いいイメージができたから
支度をして出かけよう。
珈琲で元気。
わたしの仕事をするのです。
 
 
 
 
 
2020.7.12
ccc.jpg
 
パレットに絵の具
手には幾つかの筆を持ち
キャンバスに向かってぼうっとする
はて、何を描いているのだろう…
首を傾げ、泣きたい気持ち
わたしは何をしたいのだっけ
 
鏡に映る顔
キャンバスに現れる筆の跡
 
絵の向こう側
 
知りたくて
確かめたくて絵の具に触れる
 
荒々しいその跡にほっとしたのは
生々しいわたしに会えたから
 
 
それから散歩に出かけた
明るい空の下
珈琲屋さんのメニューにホンジュラスを見つけて頼む
いつかの珈琲の隣の国だ
続きの道を行く
 
新しい国
そっと足を踏み入れた
 
 
 
 
 
2020.7.4
74.jpg
 
雨はあがって
静かで涼しい朝でした
今朝は珈琲ではなくハーブティー
黄金色がきれいです
 
遠くの景色を見ていました
海の向こうにあるらしい
知らない土地、聞き慣れない言葉
コロンビア
 
今はもうない、珈琲豆の専門店
公園のそば、坂の途中
アルバイトの帰りだったかな
佇まいに惹かれてお店の扉を開けたことがありました
ならんだ世界中の珈琲豆
「飲みやすい珈琲を‥」と、お店の方に選んでいただいたのはコロンビアでした
 
その豆だったか、記憶が曖昧なのですが‥
初めて珈琲を淹れたときのことを重ねて思い出しました
インスタントコーヒーを作るように湯を注いで、スプーンでくるくるかき混ぜて
溶けない、おかしいなぁ‥とキッチンで首を傾げながら飲んだ思い出
お店とは違ったものができてしまったけれど
いい香りがして嬉しかった
二十歳の頃のこと
 
さて、湯を沸かそう
ハーブティーのニ煎目を‥
黄金色
遠くの景色の続きを見てみます
 
 
 
 
 
2020.6.21
621a.jpg
 
今日は夏至で日食
季節の節目に、月と太陽も重なったのですね。
いかがお過ごしでしたでしょうか?
 
机にも、月と太陽を広げてみました。
これは、使い終えたコーヒーフィルター
まるい満月/太陽は、Kalitaのウェーブフィルター
半月さんは、KONOの円錐形フィルターです。
珈琲に染まったのを見るのが好きで、何に使うでもなくストック…幾つかたまってきました。
珈琲の香りが仄かにします。
絵を描いてみようかな
ちぎり絵もたのしいかもしれない
今はまだ、眺めています。
 
珈琲の道具は色々ありますね。
写真の右はウェーブフィルター
湯の通りがすーっといくのが好きで、よく使います。
左は円錐形フィルター
湯の通りを動かしてみたいときに使っています。
どちらにも、それぞれに心地好さを感じています。
 
明日は何で淹れよう(ネルもある)…
目が覚めたら
明日のわたしにきいてみよう。
 621b.jpg 
 
 
 
 
 
2020.6.12
ぱそ.jpg
 
ちょうど紫陽花が映ったのが嬉しくて写真を撮りました。
パソコンとコーヒーカップ
仕事の雰囲気が嬉しい。
暑いので扇子をパタパタしながら
今日はホームページの編集、更新
デスクワークですね。
(いつもの絵も机で描きますが)
そばには
「救世主の国」という名前のブレンド珈琲を。
 
「救世主の国」
エルサルバドルの豆がベース
エルサルバドルを日本語に訳すと、「救世主」なのだそうです。
深めの焙煎
太く、やわらかい そんな印象のある好きな珈琲です。久しぶりに飲みました。
 
午前中、店の始まりを思い出していました。
マンデリンがベースのブレンド、ザンビアがベースのブレンド、それからホンジュラス。
深煎りを三種類(ホンジュラスは深め)、がスタートメニューだったなぁ‥
選んだコーヒーカップと
まだ家具の揃わないガランとしたお店の景色。
蚊取り線香の匂い。
準備をしていた夏の時間。
 
午後の始まりに湯を沸かし、珈琲を点てました。
「救世主の国」
珈琲を飲み終え、パソコンを開いているのだし‥エルサルバドルを検索。
地図でホンジュラスと隣り合っているのを確認して
陸を歩くイメージを浮かべました。
 
 
 
 
 
2020.6.7 
アフォ.jpg
 
ボロボロの譜面は宝の地図のようで気に入っています。
日が暮れて
珈琲の余韻の中、すこしだけピアノを弾きました。
 
「オールド珈琲」というものをご存知でしょうか?
ミネルヴァでは
採取した珈琲豆を生のまま寝かせ、3年以上経ったものを「オールド珈琲」と呼んでいます。
3年、10年、30年…
時間を重ねるほどに増してゆく、オールド特有の枯葉を思わせるやわらかな風味。
(ヴィンテージワインもそうなのかな、いつかきっと飲んでみよう)
 
ケニアのオールド珈琲を飲みました。
「2014 ケニアAA」
香ばしい苦みを口に含んで
2014年は何をしていたのだっけ…
6年前に記憶を遡る。
思い出せるのは、夏に壁画を描いたこと。
壁画を描いたすぐ後に、引越しをしたこと。新しい暮らしを始めたのでした。
細胞は、日々生まれ変わると聞きます。
6年前と今では、わたしは別の人なのかもしれないなぁ…なんて考えて、わくわくしました。
6年後はどうなっているのかな。どんな人でしょうね。
 
珈琲を飲んで浮かんだ景色は、土と草原。
明日に飲んだら、別のイメージが浮かぶかな。
冷めて増す甘みは変わらずにきっとある、それも楽しみです。
 
珈琲の余韻がながく続いて
ちょっといい気分。
ピアノを弾いてみたくなったのでした。
 
 
 
 
 
2020.5.28 
アフォガード.jpg
 
ミネルヴァでの時間が始まって、二ヵ月が経ちました。
(…といっても週に一度だけですので、指で数えて間に合ってしまう)
珈琲の勉強を続けています。
 
ミネルヴァには、およそ50種類の珈琲豆があります。
一つ一つ、それぞれの個性を活かすように焙煎された珈琲豆
お客様の好みを探りながら選び
豆に合わせて、ネルドリップかペーパードリップを選びます。
 
喫茶[ ε ]では、全てネルドリップで珈琲をおつくりしていました。
ネルのゆっくりした感じが好きだったからです。
ミネルヴァでの時間が始まって
豆の特性を感じたい気持ちが増しました。
ネルだから美味しいのではない
豆の特性をまずは知ること。
そして、お客様の好みにピタリとする方法を選ぶこと。
大切にしたい
たのしい勉強が始まりました。
 
さてさて
近ごろ暑い日が増えてきましたね。
アイス珈琲のメニューも始まりました。
点てたての珈琲をシェーカーに移し、氷の上でクルクル回して急冷します。
しっかり冷えますので、珈琲に氷は入れません。
キリッとした一杯に爽やかな心地になりました。
(よかったらお家でお試しくださいね。もちろん、ミネルヴァでも!)
 
写真の食べ物は、「アフォガート」。
バニラアイスに、濃厚に点てたアイス珈琲をかけたもの。
ご馳走ですよ、自宅でも贅沢おやつに作ってみました。
満足!