喫茶ε

珈琲便り

 
暮らしにある珈琲のことを書いています
 
 
 
 
2020.8.31
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きれいな葡萄をいただいて
今朝は、中焙りの珈琲を軽めに点てました
爽やかな甘い実を口にほおって飲み込む
それから、珈琲
 
珈琲はブラジルのポワントゥという品種
生まれつきカフェインが少ないそうです
軽やかで優しい
ゆっくりと目を覚ましました
 
そういえば
「葡萄」という文字は
しみじみ葡萄がなっている感じがする文字ですね
実がぶらさがっている様子が浮かびます
そうそう
道を歩いていたら、ご近所に葡萄がなっているのに気づいた日がありました
壁に伸びた蔦
爽やかな黄緑色の実
どんどん伸びていく蔦と、実をたくさんつけることから
葡萄は「繁栄」をあらわすシンボルなのだと聞きます
ステンドグラス、エッチンググラスのモチーフに多く見られますね
出版社のマークにもありますね
あの葡萄の絵が可愛くて、文庫本をよく買ったなぁ
  
秋が待ち遠しい
涼しくなったら、読書がはかどるかな
今はメキシコの小説を読んでいます
あ、ブラジルについての本が春から読みかけでした
お借りしたまま…ごめんなさい
今日は読めるかもしれない
午後になったら出かけようかな、珈琲を飲みに
鞄にはブラジルの本
メニューにブラジルがありますように 
 
 
 
 
2020.8.22
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髪を切った帰り道
そうだ、と思い出して古本屋さんへ向かった
坂を下りたところ
白い薄紙で大事に包まれた本たち
その景色を見に行こう
 
店に着いて、入口の100円棚に孫一さんの本を見つけた
ハッと目に入ってくるものだなぁ
『文房具』というその本は
新刊の文庫本を手にとったことがあって
この日見つけたのはハードカバー
感じよく、日に焼けて
 
今日
降りだしそうな空を見上げたあと
深焙りの珈琲をネルで淹れる
珈琲豆は友人が焼いた豆、マンデリン
静かな苦みの中、果物の心地も確かめて
孫一さんの本を開く
 
畳の部屋
ちゃぶ台
日に焼けた古い本
静かな珈琲
 
蝉の声と
もうすぐ雨の音
 
 
 
 
2020.8.20
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髪を切るのは半年振りだった
新しい影が嬉しい
今年の始まりに短くして以来だから
1、2、3、4…7か月が経っていた
肩まで伸びた髪は不揃いで襟足のあたりにあるのがぐうっと長い
尻尾のようだなぁと思いながらまとめ髪にしてごまかしていた
静かな家の中から
すこしずつ外に出て
人との関わりも次第に増えて
はじめていくぞ!
気持ちの切り替えに美容室へ向かった
 
いつも
伸びたら短くする、伸びたら短くする で
間の長さ
ボブスタイルというのをお願いしたことはなかったかもしれない
それもすこし重めのボブで
鏡に映った姿にいつかの母を重ねた(健在です)
そのうちにぐっと短くするような気もするけれど
いま、間をたのしみたい
 
美容師さんとの会話のなかで珈琲に触れた
話しながら未来の店を浮かべる
その豆の持ち味を感じられる焙煎
一つ、心地好いブレンドを作れたら‥
 
「前髪は短くしていいですか?手塚さんらしさがでるように‥」
わたしらしさ
わたしの持ち味
眉も目も隠れない
明るい額をもらった
 
帰りがけの一休みには、水出しのアイス珈琲をいただいた
アーモンド入りのチョコレートと一緒に
爽やかな苦みを口に含んだら
キラリとしたビーズの指輪を見つけた
左の小指にピタリとして、なんだかいいな
美容室のお客さんの手作りだそう
いただくことにした
ピンキーリングだ
左の小指にはめるのは、チャンスを引き寄せるのですって
現状を変えたい、願いを叶えたいときにいいらしい というのを移動中の電車で調べた
 
小指に心地好い存在感
散歩を続けた
 
 
 
 
 
 
2020.7.30
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昨日はルワンダの豆を買って帰りました。
味わいながら、浮かぶイメージを描きとめています。
飲む人によって違うんだろうなぁ‥
描きっこしたら楽しそう‥遊ぶ様子を想像してみたり。(今度お店へ色鉛筆持っていきますね)
 
ゆっくり飲んで‥
冷えていくにつれ、青と緑のイメージがでてきました。描き加えよう。
いいイメージができたから
支度をして出かけよう。
珈琲で元気。
わたしの仕事をするのです。
 
 
 
2020.7.12
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パレットに絵の具
手には幾つかの筆を持ち
キャンバスに向かってぼうっとする
はて、何を描いているのだろう…
首を傾げ、泣きたい気持ち
わたしは何をしたいのだっけ
 
鏡に映る顔
キャンバスに現れる筆の跡
 
絵の向こう側
 
知りたくて
確かめたくて絵の具に触れる
 
荒々しいその跡にほっとしたのは
生々しいわたしに会えたから
 
 
それから散歩に出かけた
明るい空の下
珈琲屋さんのメニューにホンジュラスを見つけて頼む
いつかの珈琲の隣の国だ
続きの道を行く
 
新しい国
そっと足を踏み入れた
 
 
 
 
 
2020.7.4
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雨はあがって
静かで涼しい朝でした
今朝は珈琲ではなくハーブティー
黄金色がきれいです
 
遠くの景色を見ていました
海の向こうにあるらしい
知らない土地、聞き慣れない言葉
コロンビア
 
今はもうない、珈琲豆の専門店
公園のそば、坂の途中
アルバイトの帰りだったかな
佇まいに惹かれてお店の扉を開けたことがありました
ならんだ世界中の珈琲豆
「飲みやすい珈琲を‥」と、お店の方に選んでいただいたのはコロンビアでした
 
その豆だったか、記憶が曖昧なのですが‥
初めて珈琲を淹れたときのことを重ねて思い出しました
インスタントコーヒーを作るように湯を注いで、スプーンでくるくるかき混ぜて
溶けない、おかしいなぁ‥とキッチンで首を傾げながら飲んだ思い出
お店とは違ったものができてしまったけれど
いい香りがして嬉しかった
二十歳の頃のこと
 
さて、湯を沸かそう
ハーブティーのニ煎目を‥
黄金色
遠くの景色の続きを見てみます
 
 
 
 
 
2020.6.21
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今日は夏至で日食
季節の節目に、月と太陽も重なったのですね。
いかがお過ごしでしたでしょうか?
 
机にも、月と太陽を広げてみました。
これは、使い終えたコーヒーフィルター
まるい満月/太陽は、Kalitaのウェーブフィルター
半月さんは、KONOの円錐形フィルターです。
珈琲に染まったのを見るのが好きで、何に使うでもなくストック…幾つかたまってきました。
珈琲の香りが仄かにします。
絵を描いてみようかな
ちぎり絵もたのしいかもしれない
今はまだ、眺めています。
 
珈琲の道具は色々ありますね。
写真の右はウェーブフィルター
湯の通りがすーっといくのが好きで、よく使います。
左は円錐形フィルター
湯の通りを動かしてみたいときに使っています。
どちらにも、それぞれに心地好さを感じています。
 
明日は何で淹れよう(ネルもある)…
目が覚めたら
明日のわたしにきいてみよう。
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2020.6.12
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ちょうど紫陽花が映ったのが嬉しくて写真を撮りました。
パソコンとコーヒーカップ
仕事の雰囲気が嬉しい。
暑いので扇子をパタパタしながら
今日はホームページの編集、更新
デスクワークですね。
(いつもの絵も机で描きますが)
そばには
「救世主の国」という名前のブレンド珈琲を。
 
「救世主の国」
エルサルバドルの豆がベース
エルサルバドルを日本語に訳すと、「救世主」なのだそうです。
深めの焙煎
太く、やわらかい そんな印象のある好きな珈琲です。久しぶりに飲みました。
 
午前中、店の始まりを思い出していました。
マンデリンがベースのブレンド、ザンビアがベースのブレンド、それからホンジュラス。
深煎りを三種類(ホンジュラスは深め)、がスタートメニューだったなぁ‥
選んだコーヒーカップと
まだ家具の揃わないガランとしたお店の景色。
蚊取り線香の匂い。
準備をしていた夏の時間。
 
午後の始まりに湯を沸かし、珈琲を点てました。
「救世主の国」
珈琲を飲み終え、パソコンを開いているのだし‥エルサルバドルを検索。
地図でホンジュラスと隣り合っているのを確認して
陸を歩くイメージを浮かべました。
 
 
 
 
 
2020.6.7 
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ボロボロの譜面は宝の地図のようで気に入っています。
日が暮れて
珈琲の余韻の中、すこしだけピアノを弾きました。
 
「オールド珈琲」というものをご存知でしょうか?
ミネルヴァでは
採取した珈琲豆を生のまま寝かせ、3年以上経ったものを「オールド珈琲」と呼んでいます。
3年、10年、30年…
時間を重ねるほどに増してゆく、オールド特有の枯葉を思わせるやわらかな風味。
(ヴィンテージワインもそうなのかな、いつかきっと飲んでみよう)
 
ケニアのオールド珈琲を飲みました。
「2014 ケニアAA」
香ばしい苦みを口に含んで
2014年は何をしていたのだっけ…
6年前に記憶を遡る。
思い出せるのは、夏に壁画を描いたこと。
壁画を描いたすぐ後に、引越しをしたこと。新しい暮らしを始めたのでした。
細胞は、日々生まれ変わると聞きます。
6年前と今では、わたしは別の人なのかもしれないなぁ…なんて考えて、わくわくしました。
6年後はどうなっているのかな。どんな人でしょうね。
 
珈琲を飲んで浮かんだ景色は、土と草原。
明日に飲んだら、別のイメージが浮かぶかな。
冷めて増す甘みは変わらずにきっとある、それも楽しみです。
 
珈琲の余韻がながく続いて
ちょっといい気分。
ピアノを弾いてみたくなったのでした。
 
 
 
 
 
2020.5.28 
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ミネルヴァでの時間が始まって、二ヵ月が経ちました。
(…といっても週に一度だけですので、指で数えて間に合ってしまう)
珈琲の勉強を続けています。
 
ミネルヴァには、およそ50種類の珈琲豆があります。
一つ一つ、それぞれの個性を活かすように焙煎された珈琲豆
お客様の好みを探りながら選び
豆に合わせて、ネルドリップかペーパードリップを選びます。
 
喫茶[ ε ]では、全てネルドリップで珈琲をおつくりしていました。
ネルのゆっくりした感じが好きだったからです。
ミネルヴァでの時間が始まって
豆の特性を感じたい気持ちが増しました。
ネルだから美味しいのではない
豆の特性をまずは知ること。
そして、お客様の好みにピタリとする方法を選ぶこと。
大切にしたい
たのしい勉強が始まりました。
 
さてさて
近ごろ暑い日が増えてきましたね。
アイス珈琲のメニューも始まりました。
点てたての珈琲をシェーカーに移し、氷の上でクルクル回して急冷します。
しっかり冷えますので、珈琲に氷は入れません。
キリッとした一杯に爽やかな心地になりました。
(よかったらお家でお試しくださいね。もちろん、ミネルヴァでも!)
 
写真の食べ物は、「アフォガート」。
バニラアイスに、濃厚に点てたアイス珈琲をかけたもの。
ご馳走ですよ、自宅でも贅沢おやつに作ってみました。
満足!